MAMA大賞歴代受賞者一覧!BTSやセブチの最多記録と審査の真相
アジア最大級の音楽授賞式として世界中のK-POPファンを熱狂させ続ける「MAMA AWARDS(旧Mnet Asian Music Awards)」。毎年年末が近づくと、どのアーティストが「今年の歌手賞」や「今年のアルバム賞」といった最高峰の栄誉を手にするのか、SNSを中心に激しい議論が巻き起こります。
1999年の創設から四半世紀を超え、授賞式の規模や審査基準はグローバル化とともに劇的な変遷を遂げてきました。本稿では、歴代の大賞受賞者一覧を徹底整理するとともに、前人未到の記録を打ち立てたBTS(防弾少年団)の功績、SEVENTEENやTWICEが刻んだ歴史的瞬間、そしてファンダムの間で常に囁かれる「審査基準の裏側」まで、現場の空気感とともに客観的データから深層を紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 歴代最多記録:BTSが通算20以上の大賞を獲得し単独首位を独走。7年連続で主要大賞を独占した黄金期を築く。
- 歴史的快挙:ガールズグループとしてTWICEが「今年の歌賞」3連覇を達成し、SEVENTEENがデビュー9年目にして悲願の最高栄冠を掴む。
- 選考の真相:音源・アルバム売上などの客観数値と専門審査員評価のバランスが鍵であり、「出席者優先」というネット上の俗説には業界特有の構造的背景が存在する。
【全史網羅】MAMA歴代大賞受賞者一覧と4大タイトルの変遷
MAMAの最高賞である「大賞(Grand Prize)」は、時代とともに部門の新設や改称を重ねてきました。現在は主に以下の「4大大賞」で構成されています。
- 今年の歌手賞(Artist of the Year):その年を最も象徴したアーティストに贈られる最高栄冠
- 今年の歌賞(Song of the Year):音楽シーンを席巻したナンバーに授与される楽曲賞
- 今年のアルバム賞(Album of the Year):作品性と商業的成果の両面を評価するフィジカル作品賞
- Worldwide Icon of the Year:2018年に新設された、グローバルファンの投票が色濃く反映される大賞
以下は、授賞式の名称が「Mnet Asian Music Awards」へと拡大・グローバル化した2009年以降の主要大賞受賞の変遷をまとめたデータです。
| 開催年 | 今年の歌手賞 | 今年の歌賞 | 今年のアルバム賞 | Worldwide Icon |
|---|---|---|---|---|
| 2015年 | BIGBANG | BIGBANG(BANG BANG BANG) | EXO(Exodus) | (未設) |
| 2016年 | BTS | TWICE(CHEER UP) | EXO(EX'ACT) | (未設) |
| 2017年 | BTS | TWICE(SIGNAL) | EXO(The War) | (未設) |
| 2018年 | BTS | TWICE(What is Love?) | BTS(LOVE YOURSELF 轉 'Tear') | BTS |
| 2019年 | BTS | BTS(Boy With Luv) | BTS(MAP OF THE SOUL : PERSONA) | BTS |
| 2020年 | BTS | BTS(Dynamite) | BTS(MAP OF THE SOUL : 7) | BTS |
| 2021年 | BTS | BTS(Butter) | BTS(BE) | BTS |
| 2022年 | BTS | IVE(LOVE DIVE) | BTS(Proof) | BTS |
| 2023年 | NewJeans | NewJeans(Ditto) | SEVENTEEN(FML) | BTS |
| 2024年 | SEVENTEEN | aespa(Supernova) | SEVENTEEN(SEVENTEENTH HEAVEN) | ZEROBASEONE |
歴代のデータを俯瞰すると、特定のアーティストが時代を牽引する巨大なうねりが見て取れます。特に2010年代半ばから後半にかけてのEXOとBTSによる覇権争い、そして2019年から2021年にかけてBTSが達成した「大賞全制覇(All-Kill)」は、アジア音楽史における空前絶後の金字塔と言えます。

【レジェンドの足跡】BTSのMAMA大賞歴代記録と最多受賞の圧倒的偉業
MAMAの歴史を語る上で避けて通れないのが、BTSが打ち立てた驚異的な歴代記録です。彼らが獲得した大賞の総数は単独グループとして歴代最多を誇り、その栄光の軌跡はそのままK-POPの世界的台頭の歴史と重なります。
2016年に自身初となる「今年の歌手賞」を受賞した際、リーダーのRMが流した涙と「ファンの皆さんが僕たちを飛ばせてくれた」というスピーチは、中小事務所出身のボーイズグループが巨大な壁を打ち破った瞬間として語り継がれています。
取材陣の間で今なお最も鮮烈な記憶として残るのは、2018年の香港公演での受賞スピーチです。「今年の歌手賞」のトロフィーを手にした際、メンバーのジンが声を震わせながら語った告白は世界中に衝撃を与えました。
「今年の初め、僕たちは精神的にとても辛くて、解散するかどうかまで悩みました。でも、心を奮い立たせて再び団結し、こうして素晴らしい結果を出すことができました」
当時の特番インタビューや自著・手記でも語られている通り、過酷を極めるスケジュールとプレッシャーの中で見せたリアルな葛藤。公の場で見せた飾らない人間性こそが、BTSを単なるヒットメーカーにとどまらない「時代の代弁者」へと押し上げた原動力でした。その後、彼らは2019年から3年連続で4大タイトルを独占するという、前人未到の記録を成し遂げることになります。
【新時代の覇者たち】SEVENTEENの涙の大賞受賞とTWICEの3連覇
BTSの独走時代を経て、MAMAのステージは新たな世代交代とドラマを生み出してきました。その象徴となったのが、SEVENTEENの悲願の大賞受賞と、ガールズグループの常識を覆したTWICEの偉業です。
デビュー9年目の戴冠:SEVENTEENが見せた執念と絆
2015年にデビューしたSEVENTEENは、自主制作アイドルとして着実に動員力と作品性を高めながらも、大賞の頂にはあと一歩届かない年月が続きました。転機となったのは2023年、10th Mini Album『FML』が全世界で爆発的なセールスを記録し、ついに「今年のアルバム賞」を獲得した夜です。
壇上でリーダーのエスクプスやウジが流した涙、そしてスングァンが親友であった故ムンビン(ASTRO)への想いを言葉に詰まらせながら捧げた追悼のスピーチは、会場だけでなく世界中の視聴者の胸を打ちました。続く2024年の授賞式でも、彼らは「今年の歌手賞」と「今年のアルバム賞」をダブル受賞し、名実ともに第3世代・第4世代の架け橋となる絶対的トップランナーとしての地位を証明しました。
ガールズグループの金字塔:TWICEによる「今年の歌賞」3連覇
ボーイズグループに比べてファンダムの購買力や投票数で不利とされがちだったガールズグループの歴史において、規格外の存在感を示したのがTWICEです。
2016年の「CHEER UP」での大ブレイクを皮切りに、2017年の「SIGNAL」、2018年の「What is Love?」と、3年連続で「今年の歌賞」を受賞。大衆性とキャッチーな振り付け、そしてアジア全域を巻き込んだ社会現象級のブームは、MAMAの歴史においても極めて稀有な「楽曲の圧倒的な強さ」を証明する事例となりました。
【審査基準の真相】「公正性論争」はなぜ繰り返されるのか?ネットの反応と選考の裏側
MAMAが開催されるたび、SNSや掲示板(X、5ちゃんねる、韓国のオンラインコミュニティなど)では「なぜあのグループが受賞しなかったのか」「選考が不透明ではないか」という議論が噴出します。MAMAの審査基準は時代によって細かく改定されていますが、基本的には以下の4要素の合算によって決定されます。
- 音源ストリーミングデータ(MelOn、Genie、Spotify、Apple Musicなどの国内外グローバル合算)
- アルバム販売枚数(Circle Chart等のフィジカル売上データ)
- グローバル専門審査員評価(音楽プロデューサー、評論家、メディア関係者による定性審査)
- グローバルファン投票(Mnet Plusアプリ経由の得票数 ※近年はWorldwide Icon等に限定)
公式発表資料や審査基準の改定履歴を追うと、主催のCJ ENMが「客観的数値」と「専門家による定性評価」のバランス調整に苦心してきた足跡が見て取れます。かつてはファン投票の比重が高く、「組織票合戦」「ファンダムの動員力コンテスト」と揶揄された時期もありましたが、2021年以降は主要3大大賞からファン投票を排除し、作品性と大衆性を重視する舵切りを行いました。
それでもなおネット上で「大賞審査の真相」が疑われる背景には、「数値上の1位」と「審査員評価を加味した総合1位」の乖離があります。アルバム売上枚数で圧倒的であっても、音源ストリーミングや海外チャート、審査員スコアが低ければ逆転が起こります。この「専門審査員票の内訳が完全非公開である点」が、熱狂的なファンコミュニティにおいて不満や疑念を生む温床となっているのが実態です。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|「出席すればもらえる」の虚実
K-POPファンダムの間でまことしやかに囁かれる俗説に、「授賞式に出席しないアーティストは大賞をもらえない」「賞をばら撒いて出席者を釣っている」というものがあります。この噂の真相はどうなのでしょうか。
大手事務所と主催者のパワーゲームの歴史
かつてYGエンターテインメントやSMエンターテインメントが、ステージ演出や賞の配分を巡ってMAMAへの出演をボイコットした時期がありました。授賞式という巨大な興行を成功させたい放送局(CJ ENM)側と、自社タレントの価値を最大化したい所属事務所側の間で、水面下の緊張関係が存在したのは紛れもない事実です。
しかし、「出席=受賞」という単純な構図は、近年のグローバル基準においては成立しなくなっています。現に、2023年に「今年の歌手賞」と「今年の歌賞」の2冠を達成したNewJeansは、授賞式の現場に出席していませんでした。客観的なストリーミングデータとグローバルヒットの事実が、欠席をも補う絶対的な説得力を持っていたからです。
【プロの結論】ファンダム心理学と健全なアワードの楽しみ方
K-POPのアワード文化は、心理学や社会学の観点から見ると、ファン自身の「自己効力感」や「推しへの貢献欲求」と深く結びついています。投票アプリを回し、アルバムを共同購入し、ストリーミングを回し続けた努力が報われる場として授賞式が存在するため、結果に対するファンの感情は極めて個人的かつ強烈になりがちです。
こうしたアワードを健全に楽しむためには、以下の視点を持つことが極めて有効です。
- 向いている楽しみ方:授賞式を「1年間のK-POPシーンを振り返る総合エンターテインメント・フェス」として捉え、一夜限りの豪華なコラボステージや高クオリティな演出を楽しむ姿勢。
- 避けるべき思考パターン:推しの価値を「トロフィーの有無や数」だけで推し量り、他グループや審査基準を攻撃することで自身のアイデンティティを保とうとする過剰な没入。
賞とは本来、アーティストの活動の「一つの通過点」に過ぎません。歴代のレジェンドたちが証明してきたのは、受賞そのもの以上に、その後の音楽活動と生き様でファンを納得させ続けた事実です。

【mama 大賞 歴代】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:MAMAの歴史上、最も多く大賞を受賞したグループは誰ですか?
A1:BTS(防弾少年団)です。通算で20以上(Worldwide Icon of the Year等を含む)の大賞を獲得しており、2019年から2021年にかけては主要大賞をすべて独占するなど、歴代単独首位の記録を保持しています。
Q2:ガールズグループで「今年の歌手賞」を受賞した歴代アーティストは?
A2:歴代で「今年の歌手賞」を獲得した女性グループは極めて少なく、少女時代(2011年)、TWICE(2016年〜2018年は歌賞を受賞)、NewJeans(2023年)などが挙げられます。ボーイズグループに比べてファンダム投票やアルバム販売数で不利とされる中で、社会現象を起こしたグループのみが到達した歴史的快挙です。
Q3:MAMA大賞の歴代ノミネートはどのような基準で決まるのですか?
A3:前年年末から当年秋頃までに発売された音源およびアルバムを対象に、サークルチャート等の公式セールスデータに基づいて候補作(ノミネート)が抽出されます。その後、専門審査委員会による定性評価やストリーミング回数、投票などが加味されて最終決定されます。
Q4:MAMA2024の大賞結果における最大の注目点は何でしたか?
A4:アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターと日本の京セラドーム大阪の2カ国で開催されたMAMA 2024では、SEVENTEENが「今年の歌手賞」および「今年のアルバム賞」の2冠を達成しました。また、aespaが「Supernova」で「今年の歌賞」を獲得し、第4世代ガールズグループの実力を世界に誇示しました。
まとめ:歴史を塗り替えるK-POPの熱狂とこれからのMAMA
MAMAの歴代大賞受賞者の系譜を辿ることは、韓国のローカル音楽産業が世界規模のメインストリームへと成長していった歩みそのものを追体験することに他なりません。
BIGBANGやEXOが築いた基礎の上に、BTSが世界的な金字塔を打ち立て、TWICEやSEVENTEEN、そして次世代のグループたちがそのバトンを受け継いできました。選考基準や公正性を巡る議論は今後も尽きることはないでしょう。しかし、その激しい議論こそが、世界中のファンが真剣に音楽と向き合い、アーティストの情熱を信じている証拠でもあります。
次の年末、歴史の新たな1ページに名を刻むのは誰なのか。進化を続けるMAMAのステージから、今後も目が離せません。 (出典: mama 大賞 歴代(Yahoo!ニュース))